2017年2月鑑賞映画メモ(新作8作品)

①『グリーンルーム』(2/11)

ひたすら真面目な『フロム・ダスク・ティル・ドーン』チックな映画だな…と
ちょっとだけ思った。途中まではもの凄くドキドキしながら観ていたんだけど、
敵のネオナチの数がやたら多い上に頭悪すぎなもんだから(だからネオナチ?)
後半の展開は一転安心しながら観てしまい、けっきょくカタルシスは今一つ…。
最近の自分の傾向なんだけどこういうテイストであまりに人がポコポコ死ぬと
逆にリアリティを感じず遠目になってしまうんだよな。グロにも厭きてきたし。
映像が凝ってるワリには悪夢感も稀薄で自分ももう歳なんだろうか?(歳です)
愉しみにしていただけに少し残念。そしてアントン・イェルチンは本当に無念。


ホント残酷映画にも厭きてきました。

『グリーンルーム』(2015年・アメリカ/カラー/シネスコ/DCP/95分)
【監督】ジェレミー・ソルニエ(『ブルー・リベンジ』)
【出演】アントン・イェルチン、イモージェン・プーツ、パトリック・スチュワート、カラム・ターナー、メイコン・ブレア、ジョー・コール、アリア・ショウカット
【配給】トランスフォーマー
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】新宿シネマカリテ
【鑑賞料金】1,500円(クーポン割引)

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②『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』(2/12)

距離的にはチュニジアよりもイタリアに近く移民や難民の玄関口となっている
小さな島を舞台にした昨年のベルリン国際映画祭、最高賞のドキュメンタリー。
難民たちの苦境と島民の平穏な暮らしという一見相容れない二極を描きながら
それを異世界同士の対峙とはしない作風に世界の“境目”について考えさせられ、
差別や分断を煽る声に社会が押し流されがちな今、本作の何をも声高に叫ばぬ
落ち着き払った姿勢には、そんな風潮への静かな抵抗を感じて頼もしいばかり。
社会派色より叙情性が胸を打つ完璧な構図や吸い込まれるような映像美も凄い
まさしく今観るべき傑作! 寝不足だったけど観ている内にどんどん覚醒した。


残酷映画より世界はもっと残酷だ…。

『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』(2016年・イタリア=フランス/カラー/114分)
【監督】ジャンフランコ・ロージ(『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』)
【配給】ビターズ・エンド
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】ル・シネマ(渋谷)
【鑑賞料金】1,100円(日曜日最終回割引)

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③『サバイバルファミリー』(2/16)

酷いなこれは。前作が快作だっただけに矢口史靖復活かと思い期待したけど…。
あの未曾有の震災からもうすぐ6年という時期にこんな呑気な映画が創られる、
この国の情けなさ。「諷刺はなしの最後は家族愛で!」と釘でも刺されたのか、
話はひたすらつまらず適当にゴミを散らかし適当なサバイバルネタを散りばめ
後はなんの装備もなくキャンプに出かけた家族が農家体験してハイ、おしまい。
もう何が赦せないといってコメディを逃げ道にしているところがホント最悪!
最初はこの設定でゾンビや未知のウィルスに頼らないのがいいと思ってたけど
こんなならゾンビが出てきて一家が喰われてハイ終わりの方が面白かったよ!


今こういうネタで映画を創るのなら
何かもっと訴えることがあるだろ!

『サバイバルファミリー』(2017年・日本/カラー/117分)
【監督】矢口史靖(『裸足のピクニック』『ひみつの花園』『アドレナリン・ドライブ』『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『歌謡曲だよ、人生は』『ハッピーフライト』『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』)
【出演】小日向文世、泉澤祐希、葵わかな、深津絵里、時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳、渡辺えり、宅麻伸、柄本明、大地康雄、菅原大吉、徳井優、桂雀々、森下能幸、田中要次、有福正志、左時枝、ミッキー・カーチス
【配給】東宝
【5段階評価】★☆☆☆☆
【鑑賞劇場】ユナイテッド・シネマとしまえん(豊島園)
【鑑賞料金】ポイント鑑賞

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④『サクロモンテの丘~ロマの洞窟フランメンコ~』(2/18)

ショーアップされたステレオタイプなフラメンコのイメージがガラリと変わり
カルロス・サウラよりトニー・ガトリフが観たくなる秀作ドキュメンタリー!
スペインはアンダルシア地方のサクロモンテがフラメンコの聖地であるという
事実のほか、その成立にイスラームの文化が影響しているなんて初めて知った。
老若男女関係ないロマの生活や人生観に根差した歌詞の数々も面白く、中でも、
「信仰さえも君への愛のために質に入れた」という一節には心からシビレた!
こんな敬虔さと愛と生活苦を同時に感じさせる歌詞は今まで聴いたことない!
世界は広く、歴史は深く、文化は豊かであると実感できる旅に出たくなる1本だ


一つ部屋に集いし人々が順に踊る構成も◎。

『サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ』(2014年・スペイン/カラー/16:9/ステレオ/94分)
【監督】チュス・グティエレス
【出演】クーロ・アルバイシン、ラ・モナ、ライムンド・エレディア、ラ・ポロナ、マノレーテ、ペペ・アビチュエラ、マリキージャ、クキ、ハイメ・エル・パロン、フアン・アンドレス・マジャ、チョンチ・エレディア
【配給】アップリンク
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】有楽町スバル座
【鑑賞料金】1,400円(劇場鑑賞券)

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⑤『SYNCHRONIZER』(2/19)

偉い!何が偉いって最後キレイなおっぱい出してたあの若い女優さんが偉い!
いやぁー面白いといったら予測不能かつ大胆な展開で充分面白かったんだけど
それ以上にそこはかとない低予算映画の悲しみというか、こういう映画はもう、
自主製作でしか創られえないという日本映画の現実(?)に胸をしめつけられた。
むしろ監督がもっと若くて借金してでもこういう映画が撮りたかった!という
情熱でも感じられたなら印象もまた違ったんだろうけどそういうワケではなく
無難に隅々まで巧いから逆に物足りないという…。いや充分面白かったけど!
だからいっそ共同脚本だけでなく、『みちていく』の監督に撮ってほしかった。


頑張ってるけど如何せん安っぽいというか。

『SYNCHRONIZER』(2015年・日本/カラー/アメリカン・ビスタ/83分)
【監督】万田邦敏(『Unloved』『ありがとう』『接吻』)
【出演】万田祐介、宮本なつ、古川博巳、中原翔子、大塚怜央奈、美谷和枝
【配給】SYNCHRONIZER
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】ユーロスペース(渋谷)
【鑑賞料金】1,200円(会員)

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⑥『エリザのために』(2/21)

ルーマニアの絶望感が凄い…。少し前にTVで、ルーマニアが五輪で輝いていた
ナディア・コマネチの時代を目指そうにも優秀なコーチがみないい給料を求め
海外に出て行ってしまうという話をやっていたが、本作でそれがよくわかった。
でも…好きなんだよな。ルーマニアや隣のブルガリアのどんよりした雰囲気が。
解説を読んでいろいろとスッキリしない苦手なタイプの映画かと思っていたら
緻密な構成の会話劇と仄かなサスペンスの風味で、ラストまで面白く観られた。
娘のためなら不正も厭わぬお父さんの愛人役のマリナ・マノヴィッチが素敵!
彼の国の暗部とともに人間心理の“グラデーション(英題)”部分を描いた傑作だ。


モヤモヤさせつつラストには微かな希望も。

『エリザのために』(2016年・ルーマニア=フランス=ベルギー/カラー/128分)
【監督】クリスティアン・ムンジウ(『4ヶ月、3週と2日』『汚れなき祈り』)
【出演】アドリアン・ティティエニ、マリア・ドラグシ、リア・ブグナル、マリナ・マノヴィッチ、ヴラド・イヴァノフ
【配給】ファインフィルムズ
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】新宿シネマカリテ
【鑑賞料金】1,500円(クーポン割引)

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⑦『百日告別』(2/25)

素晴らしい。やられた。と言っても別にどんでん返しな展開があるワケじゃなく
ともに最愛の人を交通事故で亡くしたある男女の心の機微を丁寧に描いてゆく
ただそれだけの話なんだけど、それが法要本来の意味とともに語られ実に巧い。
当然だが、法要も形だけでは無意味という戒めがドラマに説得力を与えている。
とは言っても別に宗教行事を大切にしましょうなんて説教じみた映画ではなく
これはきっと“死は生に内包されている”というアジア的な死生観に基づく物語。
だいたい2人が出逢って恋をするとかいうありがちな話じゃないところが素敵。
台湾、そして台湾映画は本当に“大人”だとあらためて感じさせてくれる秀作だ。


まるで油断していたため最後は涙ポロポロ。

『百日告別』(2015年・台湾/カラー/95分)
【監督】トム・リン(『九月に降る風』)
【出演】カリーナ・ラム、シー・チンハン、チャン・シューハオ、リー・チエンナ、ツァイ・ガンユエン、アリス・クー、マー・ジーシアン
【配給】パンドラ
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】ユーロスペース(渋谷)
【鑑賞料金】1,200円(会員)

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⑧『トリプルX:再起動』(2/26)

す、凄い…。なんか勢いだけでめちゃくちゃだけどめちゃくちゃ面白かった!!
それにドニー・イェンが出ているといってもどれほどのものかと思っていたら
まるでヴィン・ディーゼルとのバディ・ムービーみたくなっているじゃない!
トニー・ジャーもいっぱい出てくるし『オーム・シャンティ・オーム』の美女
ディーピカー・パードゥコーンは華と色気ムンムンだしアジア色濃厚で最高!
ちょっと味が濃すぎ&猥雑すぎてワイスピのような人気とはならないだろうが、
個人的にはコッチの方が好き! こんな再起動なら大歓迎! ぜひ、新作創って!
とにかく、これだけ面白ければいい加減な脚本も演出も全然問題なし!満足!


こんなハリウッド映画を観る日が来るとは。

『トリプルX:再起動』(2017年・アメリカ/カラー/107分)
【監督】D・J・カルーソー(『テイキング・ライブス』『ディスタービア』『イーグル・アイ』)
【出演】ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、ディーピカー・パードゥコーン、クリス・ウー、ルビー・ローズ、トニー・ジャー、ニーナ・ドブレフ、ロリー・マッキャン、トニ・コレット、サミュエル・L・ジャクソン、ネイマール
【配給】東和ピクチャーズ
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】ユナイテッド・シネマとしまえん(豊島園)
【鑑賞料金】1,300円(レイトショー割引)

邦題にいい意味で裏切られる男社会に戦いを挑んだ女性たちの武闘派映画! 『未来を花束にして』

びっくり…そして燃えた!もっとふんわりした印象の女性ドラマかと思ったら
1910年代のイギリスで参政権を求め立ち上がった女性たちの熱い実話を描く、
爆破アリ拷問アリですわ東映か!?と見紛うゴリッゴリの社会闘争映画だった!
そら批判も致し方なしと思うほど邦題と内容の乖離甚だしく、その乖離ぶりは、
故・松方弘樹の大名作『強盗放火殺人囚』並み!(つまり逆・岡田茂的な邦題!)
でも、これは本当に“今”にも通じる映画で100年前の話なのに日本にしたら例の
五輪のゴルフ会場の女性正会員の件を出すまでもなくイマココってなもんだし
生活保護や過労自殺といった社会問題のみならずテロの問題にも通底するなど
議論の基になる内容なのに、それが邦題が批判されるばかりなのは実に残念…。
メイン級かと思ったら出番少しなのに重鎮感全開のM・ストリープもさすがで
彼女演じる活動家の演説場面なんか先のゴールデングローブ賞の時そのまま!
とにかく世界が再び後退しつつある今だからこそ観るべき力作。まずは必見だ。


とりあえず邦題に“未来”使うの禁止!

『未来を花束にして』(2015年・イギリス/カラー/シネマスコープ/5.1ch/106分)
【監督】サラ・ガヴロン
【出演】キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、ブレンダン・グリーソン、アンヌ=マリー・ダフ、ベン・ウィショー、メリル・ストリープ
【配給】ロングタイド
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】TOHOシネマズシャンテ(日比谷)
【鑑賞料金】1,400円(シネマイレージデイ)

なりゆきな人生、なりゆきでつながっている世界… 『なりゆきな魂、』&『ホームレス ニューヨークと寝た男』&『変魚路』

『なりゆきな魂、』

これめちゃくちゃ面白いじゃん! もっとシュール一辺倒な話かと思っていて、
そら確かにつげ忠男が原作だから基本的にはドが付くほどシュールなんだけど
しかし、バス事故のエピソードを加えたことにより『ヘヴンズ ストーリー』と
同じテーマが『ヘヴンズ~』の何倍も巧く映画という表現の中に脈打っていて
これはもしかすると瀬々監督、近年出色の仕事ぶりでは?と思うほどの面白さ。
ピンク時代の片鱗が久々に顔を覗かせとても『64』と同じ監督とは思えない!
有名無名取り混ぜた役者もみんな巧かったし(足立正生監督のたたずまいよ!)、
とにかくこれはシュールでアナーキーだが裏『ヘヴンズ~』とも言える傑作!


これなら『菊とギロチン』も愉しみ。

『なりゆきな魂、』(2016年・日本/カラー/DCP/107分)
【監督】瀬々敬久(『黒い下着の女 雷魚』『冷血の罠』『アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女』『HYSTERIC』『ユダ』『肌の隙間』『サンクチュアリ』『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』『泪壺』『フライング☆ラビッツ』『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『愛するとき、愛されるとき』『64-ロクヨン-』)
【出演】佐野史郎、足立正生、柄本明、山田真歩、栁俊太郎、中田絢千、三浦誠己、町田マリー、石川真希、川瀬陽太、吉岡睦雄、後藤剛範、飯田芳、國元なつき、坂上嘉世、管勇毅、増田健一、蟹瀬令奈、葵來沙、安野恭太、小田哲也
【製作】ワイズ出版
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】ユーロスペース(渋谷)
【鑑賞料金】1,200円(会員)

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『ホームレス ニューヨークと寝た男』

これもまた面白かった! もう3年前の映画だから今もこのマーク・レイさんが
屋上暮らしをつづけているのかが知りたいし、トランプをどう思っているのか
一度じっくり訊いてみたい。それによって映画の印象もまた変わったりしそう。
ニューヨークで何年もホームレスをしている、52歳のフォトグラファーのお話。
予想したような“何も持たない生活が真の幸せ”みたいな胡散臭い啓蒙はないし、
かと言ってかつては順風満帆だったイケメンの落伍ぶりを愉しむ映画でもなく
ましてや社会派よろしく世相を斬る映画でもなくレイ氏をある種の“鏡”にして、
観客それぞれが自分の人生を振り返らざるをえない、そんな映画なのが面白い。

打たれ強く楽天的なようでいてある日フッと死んでしまいそうな雰囲気もある
レイ氏の人柄も憎めないし(だいたいこんな人腹立ったりしそうなもんだけど)、
なにより彼の友だちでもある監督が自分と彼との境遇の違いはなんなのか…と
人生の別れ道を見つめる眼差しに愛があって、それが映画を優しく包んでいる。
一度落ちぶれたら這い上がるのが大変そうな、それでいて彼みたいな人生でも
それなりに愉しくやっていけそうなニューヨークという街の懐深さも感じられ
今のアメリカを鑑みながら観るのにぴったり。こんな映画は東京じゃ創れない。
明日は我が身と震えつつ人生なんとかなるさと元気も出る風変わりな人物伝だ


てっきりアップリンクの配給かと…。

『ホームレス ニューヨークと寝た男』(2014年・オーストリア=アメリカ/カラー/83分)
【監督】トーマス・ヴィンテルゾーン
【出演】マーク・レイ
【配給】ミモザフィルムズ
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】ヒューマントラストシネマ渋谷
【鑑賞料金】1,000円(会員更新特典)

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『変魚路』

凄い…。『なりゆきな魂、』がわかりやすい絵本だったかと思うほど意味不明!
かつて同監督の『ウンタマギルー』や『夢幻琉球・つるヘンリー』を観た時も
相当のけぞったけど、この18年ぶりの最新作はそんな生易しいレベルじゃない。
しかも、観た後の自分は今どこへ行っていたのか…という得も言われぬ覚醒感。
合理性が第一の今の時代にこういう映画を創るのも偉いし配給するのも偉いし
スクリーンにかけるのも偉いし観るのも偉い! ほんとワケわからんかった…。
でも、その反面沖縄のしなやかさというかタフな風土を感じる映画でもあった。
この週末は『なりゆきな魂、』に驚き『ホームレス ニューヨークと寝た男』に
人生をしみじみ考え『変魚路』に脳ミソをモミモミされた。映画は奥深いなぁ。
そしてボクの人生も本当に“なりゆき”だ。なぜこんなところまで来たんだろう?
子供の頃から“こうなりたい”みたいな人生の理想図がなかったからだろうな…。
でもそれでよかった。今にホームレスになっても自分は意外と平気な気がする。


ウソ! せめて屋根の下で死にたい!

『変魚路』(2016年・日本/カラー/81分)
【監督】高嶺剛(『パラダイスビュー』『ウンタマギルー』『夢幻琉球・つるヘンリー』)
【出演】平良進、北村三郎、大城美佐子、川満勝弘、糸数育美、河野知美、山城芽、西村綾乃、親泊仲眞、内田周作、花井玲子、石川竜一
【配給】シネマトリックス
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】シアター・イメージフォーラム(渋谷)
【鑑賞料金】1,100円(会員)

2017年1月鑑賞映画メモ(13作品)

①『フィッシュマンの涙』(1/1)

新年1発目。お正月らしく奇抜で賑やかそうな映画を…と思って選んだんだけど
意外としんみりしちゃったし、オフビートなテイストゆえ賑やかでもなかった。
製薬会社の治験仕事の副作用で半魚人と化してしまった青年をめぐる騒動から
日本にも通じる韓国社会の歪みが浮かび上がる、不条理系ブラック・コメディ。
ビジュアルは映画らしく奇抜でもさすが製作総指揮イ・チャンドン監督だから
テーマは極めて社会派でフザケた感じはなく、作品自体の好感度はかなり高め。
でも、韓国映画にしてはサッパリしすぎな感もあり正直喰い足りなさは否めず。
どことなく『pk』とカブる印象もあったかな。いずれ韓国映画には今年も期待!

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シネマスコーレの元旦恒例(?)サービスで
お汁粉をいただきました!美味しかった!

『フィッシュマンの涙』(2015年・韓国/カラー/シネスコ/92分)
【監督】クォン・オグァン
【出演】イ・グァンス、パク・ボヨン、イ・チョニ
【配給】シンカ
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】シネマスコーレ(名駅)
【鑑賞料金】1,000円(映画サービスデー)

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②『疾風スプリンター』(1/7)

もう満腹…。役者もスタッフも命懸け。それに較べたら自分にできることなんて
熱き彼ら映画人たちをリスペクトして2時間オシッコを我慢することぐらいだ!
自転車ロードレースの世界を舞台に若きプロ選手たちの栄光と挫折を活写した
ダンテ・ラム監督作らしく感動と昂奮おかわり無料の特盛スポ根青春ドラマ!
もうヒロインのワン・ルオダンが可愛すぎ!彼女の自転車をアシストしたい!
それがダメなら生まれ変わって彼女の自転車のサドルになりたい!(やめなさい)
年齢的に『激戦』の方が好きではあるけどレース・シーンはド迫力の一語だし
ドラマも恋と友情がテンコ盛りで気恥ずかしくも爽やかなカタルシスが満載!


東京での劇場鑑賞皮切りに相応しい
実に心が洗われる快作でありました。

『疾風スプリンター』(2015年・香港=中国/カラー/シネマスコープ/DCP/125分)
【監督】ダンテ・ラム(『ビースト・ストーカー/証人』『スナイパー:』『密告・者』『コンシェンス/裏切りの炎』『ブラッド・ウェポン』『激戦 ハート・オブ・ファイト』『クリミナル・アフェア 魔警』)
【出演】エディ・ポン、チェ・シウォン、ショーン・ドウ、ワン・ルオダン
【配給】エスパース・サロウ
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】新宿武蔵野館
【鑑賞料金】1,500円(クーポン使用)

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③『人魚姫』(1/8)

リン・ユンかーわーいーいー。キティ・チャンえーろーいー。もう女優が完璧!
凄い…凄すぎる…めちゃくちゃ愉しかった!チャウ・シンチーにハズレなし!
よくも毎度毎度ここまでバカバカしい、だけど、最っ高の映画が創れるもんだ!
お腹いっぱい。七草粥でせっかく休めた胃もまるで元通りな(喰ってないけど)
笑いと涙の波状攻撃でこれ以上ムリってほど満腹必至な中華娯楽おせち映画!
もうオープニングの選曲からしてやりたい放題! 笑えるしキモイし可愛いし、
エロいしクライマックスはいきなり残酷だしだけどラストはマジで泣けるしで
なにしろあらゆる感情を心地好くくすぐられる内に94分なんてアッという間!

環境破壊や共存共栄など喜劇だからこそマジメなテーマを謳うところも好き!
中国マネーを湯水の如く使い中国を揶揄するなんてシンチーにしかできない!
まだ観ていないけどきっと話題沸騰の『ラ・ラ・ランド』を観ても自分は絶対
コッチの方が好きだって言うと思うな。それぐらい2人が歌う場面もよかった!
新春早々こんな景気のいい映画が観られるとは、こいつぁ春から縁起がいいや。
てかシンチーとダンテ・ラムとジョニー・トーの最新作がまとめていっぺんに
しかも全部新宿でやっているってよく考えたらスゲぇ景気のいい話だなオイ!
とにかく面白かった!可愛くてエロかった!早く『西遊記』の続篇が観たい!


シンチーの女優審美眼は相変わらず。

『人魚姫』(2016年・中国=香港/カラー/94分)
【監督】チャウ・シンチー(『0061/北京より愛をこめて!?』『008(ゼロ・ゼロ・パー)皇帝ミッション』『食神』『喜劇王』『少林サッカー』『カンフーハッスル』『ミラクル7号』『西遊記 ~はじまりのはじまり~』)
【出演】ダン・チャオ、リン・ユン、キティ・チャン、ショウ・ルオ
【配給】ツイン
【5段階評価】★★★★★
【鑑賞劇場】シネマート新宿
【鑑賞料金】1,300円(TCG会員)

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④『壊れた心』(1/10)

主演が浅野忠信で撮影がクリストファー・ドイルでMVみたいな映像ってそれ、
90年代ミニシアター・ブーム全盛期のレイトショーか! みたいな映画でした。


浅野忠信はすっかり再全盛期ですね。

『壊れた心』(2014年・フィリピン=ドイツ/カラー/73分)
【監督】ケヴィン・デ・ラ・クルス
【出演】浅野忠信、ナタリア・アセベド、エレナ・カザン、アンドレ・プエルトラノ、ケヴィン、ヴィム・ナデラ
【配給】Tokyo New Cinema
【5段階評価】★★☆☆☆
【鑑賞劇場】ユーロスペース(渋谷)
【鑑賞料金】1,200円(会員)

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⑤『ホワイト・バレット』(1/12)

病院という生と死が交錯する静謐な場所だからこそサスペンスが冴えまくる!
クライマックスは『エグザイル/絆』をも超え、映画史に残る銃撃戦! 大傑作!


こんな傑作がレイトショーだなんて。

『ホワイト・バレット』(2016年・香港=中国/カラー/88分)
【監督】ジョニー・トー(『過ぎゆく時の中で』『ファイヤーライン』『ザ・ミッション 非情の掟』『暗戦 デッドエンド』『フルタイム・キラー』『ターンレフト・ターンライト』『PTU』『マッスルモンク』『柔道龍虎房』『ブレイキング・ニュース』『イエスタデイ、ワンスモア』『エレクション』『エレクション 死の報復』『エグザイル/絆』『強奪のトライアングル』『MAD探偵 7人の容疑者』『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』『奪命金』『ドラッグ・ウォー 毒戦』『名探偵ゴッド・アイ』『華麗上班族』)
【出演】ルイス・クー、ヴィッキー・チャオ、ウォレス・チョン
【配給】ハーク
【5段階評価】★★★★★
【鑑賞劇場】新宿武蔵野館
【鑑賞料金】1,500円(クーポン使用)

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⑥『トッド・ソロンズの子犬物語』(1/24)

トッド・ソロンズ好きにはだいたいどんな話かタイトルだけでちゃんと伝わり
知らない人は可愛い動物ものかと思わせまんまと騙す、なかなか技アリの邦題。


それにしてもいよいよアメリカもソロンズ
の映画そのまんまの救いようのない国に…。

『トッド・ソロンズの子犬物語』(2015年・アメリカ/カラー/アメリカンビスタサイズ/88分)
【監督】トッド・ソロンズ(『ウェルカム・ドールハウス』『ハピネス』『ストーリーテリング』『おわらない物語 アビバの場合』『ダークホース ~リア獣エイブの恋~』)
【出演】ダニー・デヴィート、エレン・バースティン、ジュリー・デルピー、グレタ・ガーウィグ、キーラン・カルキン
【配給】ファントム・フィルム
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】ヒューマントラストシネマ渋谷
【鑑賞料金】1,000円(TCG会員ハッピーチューズデー)

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⑦『ブラインド・マッサージ』(1/24)

五感の一つが閉ざされているがゆえに、感情がヒリヒリと剥き出しの愛の世界。
ちょいと映像が凝りすぎでムダに血生臭すぎるけど、ロウ・イエらしい野心作。


この映画を観ている内に高熱が出ました…。

『ブラインド・マッサージ』(2014年・中国=フランス/カラー/1:1.85/DCP/115分)
【監督】ロウ・イエ(『ふたりの人魚』『パープル・バタフライ』『天安門、恋人たち』『スプリング・フィーバー』『パリ、ただよう花』『二重生活』)
【出演】ホアン・シュエン、チン・ハオ、グオ・シャオトン、メイ・ティン、ホアン・ルー、チャン・レイ
【配給】アップリンク
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】アップリンクX(渋谷)
【鑑賞料金】ポイント鑑賞

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⑧『ドラゴン×マッハ!』(1/28)

凄い…凄すぎる。ラスト・バトルの尋常ならざるカタルシスもさることながら
いわゆるアクション映画の文法をいっさい無視してひたすらダークな画作りと
歪なロマンチシズムにこだわるソイ・チェンの暴走暗黒演出にお腹いっぱい!
クライマックスはマジであまりの凄さに、引きつり笑いをしながら涙が出た…。
せっかく熱が下がったのにこんなの観たら違う意味でまた熱が出ちゃったよ!


なんて邦題!ちゃんとSPL2と謳え!

『ドラゴン×マッハ!』(2015年・香港=中国/カラー/120分)
【監督】ソイ・チェン(『ドッグ・バイト・ドッグ』『軍鶏 Shamo』『アクシデント』『モーターウェイ』『モンキー・マジック 孫悟空誕生』)
【出演】トニー・ジャー、ウー・ジン、サイモン・ヤム、ルイス・クー、マックス・チャン
【配給】ツイン
【5段階評価】★★★★★
【鑑賞劇場】シネマート新宿
【鑑賞料金】1,300円(TCG会員)

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⑨『アンチポルノ』(1/28)

個々の作品デンデンはともかく今さら名前も地位もあるオジン監督ばかり揃え
女性監督や無名の若手監督の1人もいない今回の“ロマンポルノ・リブート”を、
全然支持する気にはなれないんだけどそれでも本作を観に行ったのはもちろん
2016年の“人妻・オブ・ザ・イヤー”筒井真理子さんが脱いでおられるからだ!
で、今年もブレそうにない己の熟女好きをあらためて確認できたのはともかく
映画的には案の定観なくてもよかったかなと思いつつ途中まで観ていたものの
しかし、ロマンポルノといったら70年代の作品ばかりがモテ囃されがちな中で、
おそらく1人気を吐くように80年代風の狂騒的作品を撮っている園子温監督は、
実はこの企画を最も理解しているようにも思われ官能だの繊細な心理描写だの
んなもん知るか!と言わんばかりの傍若無人なやりたい放題ぶりに最後はもう
「わかったわかった降参!」という感じで、拍手したい気持になってしまった。
まぁ、基本的にはこの監督らしく露悪的かつ幼稚な内容でつまんなかったけど。
真理子さんも素晴らしかったが主演の子もい~体をしていらっしゃいました♪


美魔女なんて安っぽい言葉もフッ飛びます。

『アンチポルノ』(2016年・日本/カラー/5.1CH/ビスタ/78分)
【監督】園子温(『俺は園子温だ!』『自転車吐息』『性戯の達人 女体壺さぐり』『自殺サークル』『Strange Circus 奇妙なサーカス』『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』『地獄でなぜ悪い』)
【出演】冨手麻妙、筒井真理子、不二子、小谷早弥花、吉牟田眞奈、麻美、下村愛、福田愛美、貴山侑哉
【配給】日活
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】新宿武蔵野館
【鑑賞料金】1,500円(クーポン使用)

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⑩『沈黙-サイレンス-』(1/29)

もうぐったり。キリスト教の話なのに描かれるのは無間地獄とはこれいかに?
真の信仰やそれに基づく愛とは何か? 人間や社会っていったいなんだ…?と、
深々考えさせられるとともにお上の徹底したキリシタン弾圧の用意周到ぶりと
残酷絵巻にド肝を抜かれるスコセッシ監督面目躍如の拷問映画の金字塔にして
これぞホントの「日本スゴイ」映画!? 2時間半ひたすら地獄だった…。疲れた。


俳優・塚本晋也ここに極まれりの感。

『沈黙-サイレンス-』(2016年・アメリカ/カラー/162分)
【監督】マーティン・スコセッシ(『アリスの恋』『タクシードライバー』『ラスト・ワルツ』『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』『ケープ・フィアー』『カジノ』『クンドゥン』『救命士』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』『シャッター アイランド』『ヒューゴの不思議な発明』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)
【出演】アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライヴァー、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ、リーアム・ニーソン
【配給】KADOKAWA
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】TOHOシネマズスカラ座(日比谷)
【鑑賞料金】ポイント鑑賞

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⑪『感じるつちんこ ヤリ放題!』(1/31)

小袋良男です! 誰だよあの役演じた新劇の役者みたいな人? あー面白かった!
『ロブスター』や『マジカル・ガール』よりよほどシュールで人を喰っていて
ロジャー・コーマンよりチープなキテレツ珍獣艶笑喜劇。(どんなジャンルだ?)
予測も深読みもいっさい拒否して、観る者を心地好く諦めの境地に誘う怪快作。
ヘタな作家風情が撮ればそれこそシュールでしょ?みたいな狙いが透けて見え
イライラしそうなところをまんまとスリ抜ける、これぞいまおか演出の真骨頂。
涼川絢音の浮世離れした雰囲気も作品の世界観とマッチしていて配役の勝利!
テーマなんてきっと何もないけど窮屈な世を生き抜くヒントが本作にはある!?


今やピンク映画に必要不可欠です。

『感じるつちんこ ヤリ放題!』(2016年・日本/カラー/70分)
【監督】いまおかしんじ(『たまもの』(原題:熟女・発情 タマしゃぶり)『かえるのうた』(原題:援助交際物語 したがるオンナたち)『おじさん天国』(原題:絶倫絶女)『白日夢』『ゴーストキス』『若きロッテちゃんの悩み』『UNDERWATER LOVE おんなの河童』『川下さんは何度もやってくる』『つぐない 新宿ゴールデン街の女』『妻が恋した夏』『帰れない三人 快感は終わらない』)
【出演】涼川絢音、安野由美、月本愛、伊藤清美、櫻井拓也、二ノ宮隆太郎、守屋文雄、松永祐樹、松原正隆、岡田智宏、川瀬陽太、佐藤宏、内藤忠司
【配給】OP映画
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】上野オークラ劇場
【鑑賞料金】1,600円(3本勃)

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⑫『いくつになってもやりたい男と女』(1/31)

これは、ポレポレ東中野で2008年に『たそがれ』の題で観て以来。泣けたぁ~。
ロマンポルノ・リブートもいいけれどやっぱりボクは今やメインストリームの
ロマポより“この映画の世界の片隅に”細々と咲くピンク映画のペーソスが好き。
この味わいが、リブートには感じられないピンク映画独特の世界観なんだよな。
昨年の『夢の女』にも並ぶ老いらくの恋を絶妙なユーモアと粋で描いた傑作!
主人公のフナやんが「お○こ触って」という病床の奥さんの最期の女の望みを、
唇を噛みながら叶えてあげるシーンに涙々…。最近はこういうのにホント弱い。
これこそ上野オークラ劇場のお客さんたちにぴったりのピンク映画だと思う!


ピンク版『人生フルーツ』!(ウソ)

『いくつになってもやりたい男と女』(2007年・日本/カラー/64分)
【監督】いまおかしんじ
【出演】多賀勝一、並木橋靖子、速水今日子、吉岡研治、小谷可南子、福田善晴、高見国一
【配給】新東宝映画
【5段階評価】★★★★☆
【鑑賞劇場】同上
【鑑賞料金】同上

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⑬『昼下がりの教室 教壇に立つ女(原題:高校牝教師-汚された性-)』(1/31)

突飛な設定やユーモアがまるでない分、監督の基本的な巧さがよくわかる佳作。
というワケで今回のいまおかしんじ監督特集は実に見事な3本勃でありました。


こういう女優さん今は何してるんだろう?

『昼下がりの教室 教壇に立つ女』(2001年・日本/カラー/60分)
【監督】今岡信治
【出演】仲西さやか、鈴木敦子、武田まこ、河合誠、田島英治、藤木誠人、伊藤猛
【配給】エクセス
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】同上
【鑑賞料金】同上